書展の紹介

こんにちは。書作会の太田です。
連日の猛暑にややバテ気味ですが、皆さんは体調はいかがですか?
熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね!
去る8/6は広島に原爆が落とされて79年目の日でした。
今日はその原爆の愚かさ、悲惨さ、平和への誓いを歌った
現在福岡市美術館で開催中の書展のお知らせです。

福岡市姪浜在住の書家「有吉歸雲(ありよしきうん)」さんの書展です。
自身も広島の原爆被爆者で歌人の正田篠枝さんの歌集『さんげ』より
抜粋した約30点の短歌をはじめとして、戦争に対する思いを綴った
小作品から大作までが展示されています。
仏教用語で散華(さんげ)というと寺院で仏を供養するため
花や葉を撒き散らすことを指すものですが、
「華と散る」と解すことで、戦死の婉曲表現、
特に若くして戦争で命を落とすことの意味も併せ持つそう…。
有吉さんは5年前から正田篠枝さんの短歌を書作品として
表現した作品展を8月に福岡市内の施設で毎年開催されてきました。

私は昨年、有吉さんの作品展を介して知り合い、
DM制作などを通してちょこっとお手伝いさせていただいています。
胸に迫る素晴らしい作品にとても感動する反面、書かれている
短歌の内容にとても辛くなりました。
8/12(月)までの開催となっています。

皆さんも良かったら是非、足を運んでみてください。


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