デザイン書作会とは

FUKUOKAデザイン書作会は、福岡を拠点として デザイン書道家である太田さやかと松本直美によって2008年９月に発足しました。同会はプロ養成デザイン書道スクールの卒業生によって構成されています。

デザイン書道の社会的な役割や意義、その魅力を広く伝える活動を行っている、作家集団です。文字デザインと古典書道を平行して学びながら、双方の魅力を融合した一歩進んだデザイン書の世界を追及しています。
これからもさまざまなイベントや作品展、次世代を担う若手育成を通じて、デザイン書道のさらなる普及と進化に努め活動してまいります。

ごあいさつ

最近、和ブームや書ブームの影響もあり、デザイン書道も「筆文字アート」や「筆文字デザイン」といった形で随分と知られるようになってきました。
また、自分のイメージや個性を生かして自由に楽しめる為、最近では商用だけではなく季節のハガキやインテリアなど、日々の生活の中に取り入れて楽しむ方も増えてきたようです。それに加え筆文字をパソコンで加工して使用することも一般化し、プロにとっては今後益々、より高度な技術や感覚、感性が要求されるようになることでしょう。
世の中には様々な筆文字があふれていますが、FUKUOKAデザイン書作会が目指す「デザイン書道」とは、単にデザイン化した筆文字ではなく、古典書道の造形美や線質をバックボーンにしながら、現代にも通じるデザイン性の高い筆文字表現です。
私たちはプロ集団として互いに切磋琢磨し、一人ひとりの個性を生かした作品づくりを行いながらデザイン書道の新たな可能性を追求していきたいと考えています。　

プロフィール